弊社は、自動翻訳ソフトウェア(MT:Machine Translation)の設計・開発を主な事業内容として創業した会社です。自動翻訳システムの運用や、翻訳ソフト・Google翻訳などの無料翻訳サービスの活用についての豊富な知識と経験を蓄積してきました。

自動翻訳(機械翻訳)のメリット・デメリットを十分に把握しており、お客様のニーズに合った最適な活用法をご提案できます。

自動翻訳による誤訳

自動翻訳は、品質が良くなってきたとは言え、まだまだ満足な結果が得られないのが現状です。最近、自動翻訳結果の校正・レビュー = ポストエディット(後編集)を行わずにそのまま外部向けの文書やHPに利用される方がいますが、意味がほとんど通じなかったり、笑えるような誤訳もあり、そのままでは会社や団体の大きなイメージダウンになりかねません。

こんな訳でいいですか? - 笑えない誤訳

実際にあった自動翻訳結果の例(無料翻訳サイトや翻訳ソフトの結果)です。

  • 英日翻訳
    [原文]Tap Add Buddy.
    [訳文]追加のお友だちを叩いてください。
  • 英日翻訳
    [原文]Extra Service
    [訳文]余分なサービス
    (この訳を実際にそのまま使用しているサイトもあります)
  • 日英翻訳
    [原文]トイレットペーパーが切れた。
    [訳文]Toilet is broken.

※正しい訳の例は、上から「『友人の追加』 をタップする。」・「追加サービス」・「There is no toilet paper.」です。

まったく意味が変わってしまって通じないばかりか、文書やサイトの信用度を落とします。自動翻訳を利用する際は、ポストエディット(後編集)を行うことを強くお勧めします。

自動翻訳の結果はどのぐらい使えるの?

現在の自動翻訳の精度は、結果をそのまま使用して、読んだ人が十分に理解できるレベルには達していません。多かれ少なかれ、以下のような問題があります。

  • 少し長い文になると、誤訳や意味不明な結果になる場合が多い。
  • 特に、原文に誤りがあったり、メールの翻訳などで口語調のくだけた言い回しが用いられている場合、正しい訳が出ない。
  • コンピュータは文脈・内容の背景・一般常識を理解できず、文単位で常に決まった翻訳結果しか出せない。
  • 新語など、辞書に登録されていないと適切な訳語にならない。

Google翻訳などの自動翻訳サービスや翻訳ソフトを、現在使用している、または利用したいと考えている方に、自動翻訳結果の無料採点サービスを提供しております。

自動翻訳をどうすれば活用できるの?

自動翻訳の訳をそのまま使うのではなく、翻訳コスト削減や用語統一のためのツールとして活用するために、ポストエディット(後編集)による効果的な利用方法をご提案します。